注目ベンチャー紹介:Oxford PV

Written by Hiroshi Tanaka

今回の注目ベンチャーの紹介はOxford PVです。

Oxford PVは、「ペロブスカイト・シリコン・タンデム太陽電池」を開発および製造。低コストかつ軽量で、標準的な太陽光パネルに適合する次世代の太陽光エネルギー変換ソリューションをグローバルに提供します。

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

Oxford PV

https://www.oxfordpv.com/

サービス/プロダクト概要

「ペロブスカイト・シリコン・タンデム太陽電池」を開発および製造。低コストかつ軽量で、標準的な太陽光パネルに適合する次世代の太陽光エネルギー変換ソリューションをグローバルに提供。

特徴/提供価値

・従来のシリコン単体セル(理論限界29%)を大幅に超える43%の理論効率を追求可能。

・既存のシリコンパネル製造プロセスにペロブスカイト層を追加するだけで容易にスケールアップが可能。

・材料が豊富で安価なため、将来的なテラワット規模の供給においても極めて高いコスト効率を維持できる。

・同一面積でシリコン比20%以上の高出力を実現し、LCOE(均等化発電原価)を最大10%削減できる。

・住宅用、産業用から宇宙船や電気自動車まで、幅広い用途に合わせて光吸収特性を調整可能

先方が製造する太陽パネル(同社資料より)

ビジネスモデル

・自社のデモンストレーションラインでの太陽電池・モジュールの製造販売に加え、ティア1メーカーへの技術ライセンス供与を通じて収益を拡大するハイブリッドモデル。

市場動向・なぜこの会社なのか?

・シリコン太陽電池が物理的な効率限界に近づく中、エネルギー転換を加速させるブレイクスルー技術として期待が高まっている。

・2024年に商用出荷を開始し、ティア1メーカーとのライセンス契約を締結するなど、研究段階から商用化フェーズへ移行した。

・世界最高の変換効率記録を複数回更新しており、400件以上の特許ポートフォリオを誇る圧倒的な技術的優位性を有する。

・2035年までにモジュール効率35%を目指す明確なロードマップを持ち、既存シリコン技術を代替する唯一の有力な候補である。

タンデム型ペロブスカイト太陽電池の模式図(同社資料より)

顧客・競合・パートナー

・Customers: USUtility Customers / Residential Users / Commercial & Industrial (C&I)

・Competitors:Swift Solar / Tandem PV / CubicPV

・ Partners:Trina Solar / Meyer Burger Technology / Equinor Ventures

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

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