注目ベンチャー紹介:Fourier

Written by Hiroshi Tanaka
今回の注目ベンチャーの紹介はFourierです。
Fourierは、メタサーフェス技術を通常の眼鏡レンズに埋め込むことで、外観や重量を損なうことなく高度な情報表示を可能にするARグラス用光学レンズを開発。独自のナノ構造制御により高い透明性と広視野角を両立し、処方レンズ加工や既存の眼鏡製造プロセスへのシームレスな統合を実現します。
Fourier
サービス/プロダクト概要
メタサーフェス技術を通常の眼鏡レンズに埋め込むことで、外観や重量を損なうことなく高度な情報表示を可能にするARグラス用光学レンズを開発。独自のナノ構造制御により高い透明性と広視野角を両立し、処方レンズ加工や既存の眼鏡製造プロセスへのシームレスな統合を実現。
特徴/提供価値
・メタサーフェス埋め込み技術により、通常の眼鏡と遜色ない薄型・軽量なデザインと、デバイスを感じさせない自然な装着感を両立する。
・独自のナノ構造制御技術により、従来の回折格子で課題となっていた虹色のアーティファクトを排除し、高い透明度とクリアな視界を実現。
・既存の眼鏡レンズ製造におけるキャスティングやカット、コーティングといった標準的な加工プロセスへ、大きな変更を加えることなく容易に統合可能。
・半導体製造プロセスやナノインプリント技術を転用することで、1枚のウェハから数百個のデバイスを切り出し、圧倒的な量産性と低コスト化を可能にする。
・最新のマイクロLEDプロジェクタとの組み合わせにより、RGBフルカラー表示に対応し、市場の要求に応じた25度から45度の広範な視野角を提供。

ビジネスモデル
・自社で完成品のARグラスは製造せず、光学コンポーネント(レンズエンジン)を大手デバイスメーカー(Tier1)やレンズメーカーに供給するIPおよび部品販売。
市場動向・なぜこの会社なのか?
・MetaのRay-Ban等によりスマートグラス市場が1,000万台規模へ急拡大する転換点
・従来のWaveguide方式が抱える重量・厚み・コストの課題を解決する技術のひとつ
・SamsungとのPoC契約やAppliedMaterialsとの提携など業界リーダーから評価が高い。
・民生用AR市場のみならず、防衛用ガンサイト等の高付加価値市場への応用可能性
・40件以上の特許出願により、メタサーフェス光学分野における強力なIP障壁を構築

顧客・競合・パートナー
・Customers:Samsung/ Applied Materials/ Tier1 Device Makers
・Competitors: DigiLens/ Vuzix/ Lumus
・Partners:Mitsui Chemicals/ Hatch / Prescription Lens Manufacturers