注目ベンチャー紹介:Netris

Written by Yusaku Masunaga

今回の注目ベンチャーの紹介はNetrisです。
Netris は、AIクラウド事業者やGPUクラスタ運用企業向けに、ネットワーク自動化(Network Automation)とマルチテナンシー(Multi-Tenancy)を提供するAIインフラソフトウェアを開発しているスタートアップです。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

Netris

https://netris.io/

サービス/プロダクト概要

AIデータセンターでは、GPUだけでなく、Ethernet、InfiniBand、NVLink、DPUなど複数のネットワークを統合的に管理する必要があります。Netrisは、この複雑なネットワークを抽象化・自動化し、GPUクラウドを短期間で立ち上げ、安全に複数顧客へ提供できるようにする「ネットワーク基盤(Network Automation, Abstraction and Multi-Tenancy:NAAM)」を提供しています。

同社HPより

特徴・提供価値

  • AIインフラ専用のネットワーク自動化:従来のSDNコントローラーでは対応が難しいAIデータセンター向けに設計され、GPUクラスタ全体のネットワーク構成を自動化します。
  • ハードウェアレベルのマルチテナンシー:ソフトウェアによる論理分離ではなく、スイッチやDPUを利用したハードウェアレベルのネットワーク分離を実現し、複数顧客が安全にGPUを共有できます。
  • GPU利用率の最大化:テナントごとにGPUリソースを柔軟に割り当て・再配置できるため、高価なGPUの遊休時間を減らし、収益性向上につなげます。
  • ベンダーニュートラル設計:NVIDIAだけでなく、さまざまなネットワーク機器やGPUインフラと組み合わせて利用でき、特定ベンダーへのロックインを避けることができます。

ビジネスモデル

  • AIクラウド事業者やGPUインフラ事業者向けのエンタープライズSaaSとして提供されます。
  • ネットワーク自動化プラットフォームのライセンス、 AIクラウド向けマルチテナンシー機能、エンタープライズサポート、パートナー経由での導入・統合支援などが収入源となります。

なぜ今この会社なのか

  • GPUクラウドやAI Factoryの構築が世界中で進み、ネットワーク自動化の需要が急拡大しています。
  • GPUクラスタはネットワーク構築やテナント分離が完了するまで利用開始できず、高価なGPUが遊休資産になる傾向があります。
  • AIデータセンターではEthernet、InfiniBand、NVLinkなど複数ネットワークを同時に扱うため、既存SDNでは運用が難しいことがあります。

顧客・競合・パートナー

  • 競合は、ネットワーク自動化(Arista、Cisco、Juniper)、AIインフラソフト(NVIDIA)、クラウドネットワーク仮想化(VMware、Aviatrix)など

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

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