注目ベンチャー紹介:Hypervision

Written by Hiroshi Tanaka

今回の注目ベンチャーの紹介はHypervisionです。

Hypervisionは、独自のVisualEngine™技術を用いたVR/MR向け光学エンジンを開発。

広視野角・高解像度・HDR対応の次世代レンズモジュールを提供し、人間の視覚に近い快適な没入体験を実現します。

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

Hypervision

https://www.hypervision.ai

サービス/プロダクト概要

  • 独自のVisualEngine™技術を用いたVR/MR向け光学エンジンを開発。
  • 広視野角・高解像度・HDR対応の次世代レンズモジュールを提供し、人間の視覚に近い快適な没入体験を実現。

特徴/提供価値

・人間視野に近い”超広視野角(最大200°)”を実現し、頭部回転負荷を軽減する。

・VAC(輻輳調節矛盾)の解消とHDR化に対応、長時間使用でも快適に着用できる。

・光学エンジン製造コストを削減する独自プロセス(偏光コーティング、量産向け自動組立)で製造。

・軍事・産業・モビリティ分野に適用可能で、拡張現実から自動運転監視まで幅広く対応。

・GoogleAndroid-XRやAndurilとの共同開発実績に基づき、信頼性・拡張性を両立。

同社が開発する魚眼レンズ(広視野角レンズ)

ビジネスモデル

・VisualEngineモジュール販売:VR/MRHMDメーカー向け

・リファレンスデザイン提供:顧客PoC・製品開発支援

・ライセンスモデル:Android-XRにおける1台あたりロイヤリティ収入

市場動向・なぜこの会社なのか?

・AppleVision Pro登場でMR市場が加速、低価格帯でも高性能光学が求められている。

・業界未解決課題であるVAC解消やHDR対応することで、同社は差別化を実現している。

・軍事・産業用途では広視野角が不可欠(例:自動運転監視、軍用シミュレーション)

・独自の量産技術により短期間で市場展開可能、競合にない低コスト優位性を確立。

・GoogleやAndurilなどグローバル大手との連携実績あり。

FOV(視野角)拡大のロードマップ(同社資料より)

顧客・競合・パートナー

・顧客/パートナー:Google, Anduril,Somnium Space, Vrgineers

・競合:CREAL(AR光学), LetinAR(Pin-mirroroptics), Magic Leap(Waveguide MR)

・パートナー:Light Polymers(偏光コーティング), Labs/02,Lynx-R

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

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