注目ベンチャー紹介:Avantos

Written by Yusaku Masunaga

今回の注目ベンチャーの紹介はAvantosです。
Avantosは、金融機関向けクライアント管理のためのAIオペレーティングシステムを開発しています。クライアント管理(オンボーディング、継続的な関係構築、サービシング)を統合し、複数システムに分断されたデータや業務ワークフローを 単一の文脈(knowledge graph)として統合します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

Avantos

https://avantos.ai/

サービス/プロダクト概要

Avantosは「AI-native operating system for client management」と位置づけ、既存のCRM、カストディアン、ポートフォリオ管理、ポリシー/契約システムと統合しながら、AIがデータ統合・タスク実行・判断支援を行えるデータインフラを提供します。AIエージェントはKnowledge Graphを使って作業の自動化や合理化、インサイト提供を担います。

特徴・提供価値

  • AIエージェントドリブンの業務オーケストレーション:AIエージェントがオンボーディング書類収集・フォローアップ・作業指示・次善策の提案まで実行する機能を持ちます。
  • Knowledge Graphによる統合文脈:複数システムのデータをナレッジグラフとして統合し、クライアント・家族構成・金融商品・サービスチームなどの関係性をモデル化します。
  • 断片化されたワークフローの統合:CRM、ポートフォリオ管理、契約管理などの複数のツールを使い分ける必要があったプロセスを、一つのインターフェイスとコンテキストに完結させます。
  • エンタープライズ対応:プラットフォームはSOC2認証レベルのセキュリティ、コンプライアンス、監査対応性を持ち、金融機関向け要件下で利用可能な設計です。
同社HPより

ビジネスモデル

企業向けエンタープライズSaaSモデル。

なぜ今この会社なのか

  • 多くの金融機関では、複数のシステム・データソースが分断され、業務効率や顧客体験に課題があります。
  • AIは単純なプロンプト対応ではなく、目的達成のために自律的に行動するエージェントが実用レベルに達しています。
  • 既存テックスタックを置き換えることなく導入できる点も強みです。

顧客・競合・パートナー

  • Mercer Advisors(AUM $96B)がアドバイザーの生産性向上に活用しています。
  • CRM+AI(Salesforceなど)やWealthTechのAIスタックなどが競合となります。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

こちらの記事に対するお問い合わせやMTGの依頼などはこちらのアドレスからお気軽にご連絡ください。
info@tgvp.vc
TGVPは米国を中心としたスタートアップ企業とTOPPANグループの連携を推進しております。