注目ベンチャー紹介:AetherLab

Written by Issei Kusano

今回の注目ベンチャーの紹介はAetherLabです。
AetherLabは、コミックやグラフィックなどのイメージ制作におけるGenAIのアウトプットの品質をコントロールするプラットフォームを提供しています。

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

AetherLab

https://aetherlab.co/

サービス/プロダクト概要

  • Gen AIを利用したIP作成の際のクオリティコントロールのサービス
出所:AetherLab Webサイト

特徴・提供価値

  • Gen AIなどを利用したコンテンツ(漫画など)の作成の際の、品質をコントロールするためのサービス
    • *Gen AI自体を提供しているのではなく、Gen AIアウトプットの質をチェックするサービス
  • (Prompt Guard)例えば、画像作製時に、ヘイトスピーチ、暴力を禁止コンテンツと入力することで、GenAIのへのプロンプトが(キーワードだけではなく、文脈的にも)がそれを含む場合は検知してアラート
  • (Media Guard)(アウトプット)画像をアップロードすることで、そのファイルがコンテンツに違反しているかもチェック可能。血が出過ぎ、ジブリ風など、指数が足らない、画質が悪いなどを検知
  • アウトプットに対して透かしを入れる機能も実装済み
  • APIでAetherLabのサービスに接続でき、制作プロセスの途中に上記の機能を入れ込むことが可能
  • 機能説明の参考動画

ビジネスモデル

  • 未確認

なぜ今この会社なのか

  • AIマンガ制作プラットフォームの市場が拡大中、今後制作においてGenAIの活用が加速する
  • 韓国・日本などでは、AIを使った背景や作画支援などが進行している一方で、AI生成アートの著作権や倫理が課題となっている

顧客・競合・パートナー

  • 顧客:IPホルダー、マーケティング会社(Gen AIを利用したデザイン生成CPなどの際のチェック)

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