注目ベンチャー紹介:AetherLab
2025
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06
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Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はAetherLabです。
AetherLabは、コミックやグラフィックなどのイメージ制作におけるGenAIのアウトプットの品質をコントロールするプラットフォームを提供しています。
AetherLab
サービス/プロダクト概要
- Gen AIを利用したIP作成の際のクオリティコントロールのサービス

特徴・提供価値
- Gen AIなどを利用したコンテンツ(漫画など)の作成の際の、品質をコントロールするためのサービス
- *Gen AI自体を提供しているのではなく、Gen AIアウトプットの質をチェックするサービス
- (Prompt Guard)例えば、画像作製時に、ヘイトスピーチ、暴力を禁止コンテンツと入力することで、GenAIのへのプロンプトが(キーワードだけではなく、文脈的にも)がそれを含む場合は検知してアラート
- (Media Guard)(アウトプット)画像をアップロードすることで、そのファイルがコンテンツに違反しているかもチェック可能。血が出過ぎ、ジブリ風など、指数が足らない、画質が悪いなどを検知
- アウトプットに対して透かしを入れる機能も実装済み
- APIでAetherLabのサービスに接続でき、制作プロセスの途中に上記の機能を入れ込むことが可能
- 機能説明の参考動画
ビジネスモデル
- 未確認
なぜ今この会社なのか
- AIマンガ制作プラットフォームの市場が拡大中、今後制作においてGenAIの活用が加速する
- 韓国・日本などでは、AIを使った背景や作画支援などが進行している一方で、AI生成アートの著作権や倫理が課題となっている
顧客・競合・パートナー
- 顧客:IPホルダー、マーケティング会社(Gen AIを利用したデザイン生成CPなどの際のチェック)
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